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福島・浪江で電池再生 避難解除区域初の工場進出へ

立地協定を結んだ馬場町長(右)と牧野社長

 福島県浪江町は25日、日産自動車の子会社でバッテリー開発などを手掛けるフォーアールエナジー(横浜市)と工場進出の立地協定を結んだ。東京電力福島第1原発事故に伴う町内の避難指示は今春、帰還困難区域を除いて解除されており、町内の解除区域で初の工場進出となる。
 新工場は不要になった電気自動車(EV)の車載電池を蓄電池などに加工して販売する。来春の稼働を計画している。当初は従業員10人程度でスタートし、業務拡大に応じて地元雇用が見込めるという。
 町は敷地として町有地約1万3000平方メートルを貸し出す。町所有の空き工場(延べ床面積約2500平方メートル)を売却し、改修して活用してもらう。
 復興に向けて町は新エネルギーの普及を掲げ、昨年から誘致活動を進めていた。馬場有町長は「雇用拡大、地域の経済再生はもちろん、町発展のパートナーとして期待している」と語った。
 町役場であった締結式に臨んだフォーアールの牧野英治社長は「街づくりの方向性に共鳴して進出を決めた。技術面でも貢献したい」と話した。


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2017年10月26日木曜日


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