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<ほっとタイム>謝謝台湾 おもてなし

封書を手に、法人関係者に感謝の言葉を伝える佐藤代表(左)

◎震災時、名取で一軒一軒に見舞金

 「生活に必要な物はたくさんあったが、まだ公的資金が入ってこなかった。台湾の皆さんから寄せられた自由に使える当座の現金は本当にありがたかった」。東日本大震災後の混乱を思い出し、宮城県名取市杉ケ袋南地区の住民が感極まった。
 被災した住宅を修繕するなどして住み続けた在宅被災世帯が多い同地区。プレハブ仮設住宅の入居者に比べて支援の手が差し伸べられにくい環境にあったが、財団法人台湾仏教慈済慈善事業基金会は一軒ずつ見舞金を配って回った。
 「直接会って、お礼がしたい」。そう考えた同地区の住民団体「ホットステーション」が22日、同法人日本分会(東京)の許麗香執行長ら9人を招き、感謝の集いを企画。お手製の人形約300体を贈ったり、地元料理でもてなしたりし、交流を深めた。
 「今ではみんなで踊るなどして元気です。頑張っていきます」。見舞金と共に配られたメッセージ封書を今も大切に持つ佐藤セツ子代表が、力強く誓った。(岩沼支局・桜田賢一)


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2017年10月27日金曜日


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