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保育室に避難機能 被災で移転の保育園に併設へ

地鎮祭でくわ入れする新生会の鈴木昇理事長

 東日本大震災で被災し、内陸部に移転した気仙沼市の新生保育園(園児45人)が、避難所の機能を備えた保育室を新設することになり、25日、同市東新城の現地で地鎮祭があった。
 新たな保育室は鉄骨2階延べ床面積135平方メートル。1階はピロティとし、2階に保育室と倉庫を配置する。倉庫には3日分の非常食や水を保管し、ストーブや毛布も準備する。
 保育園周辺は大雨のたびに冠水しやすい地域。子どもたちの安全を確保するため避難機能がある2階建ての保育室を増築した。
 現在の鉄骨平屋の園舎に隣接し、来春の完成を見込む。保育室が増えることから、受け入れる子どもは5人増やす予定。
 地鎮祭には保育園を運営する社会福祉法人「新生会」の役員や関係者ら30人が出席し、工事の安全を祈った。
 新生保育園は津波で園舎が全壊。2014年4月に現在の場所に移転し、再開した。斎藤典子園長は「震災を経験し、防災意識が高まった。安全、安心な環境で子どもの保育に当たることができる」と話した。


2017年10月27日金曜日


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