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孤食解消へ仙台のNPOが「100円食堂」 老若男女、食卓囲み交流

仙台市内から集った老若男女が、大家族のように食卓を囲むまざらいん食堂

 心に障害がある人の就労を支援する仙台市若林区のNPO法人シャロームの会が、普段1人で食事をしている「孤食」の子どもや高齢者らが集い、100円で食事を楽しむ「まざらいん食堂」を同会運営のレストランで始めた。
 菊地康子統括施設長(60)は「私たちの活動を支えてくれている地域のために、私たちができることをしていきたい。ここから新たな交流が広がってほしい」と参加を呼び掛けている。
 まざらいん食堂は若林区新寺2丁目のレストラン「太陽とオリーブ」で5月から開催。毎月第1、3土曜の午前11時半〜午後1時と、第2、4水曜の午後5時半〜6時半の月4回実施している。調理は、同会の職員や利用者、近所の住民がボランティアで担当する。
 菊地統括施設長は「施設利用者たちの頑張りを、地域の人に知ってもらう場にもなってほしい」と願う。
 今月11日にあった回では、市内に住む小学生から80代までの16人が肉じゃがやダイコンサラダ、みそ汁、黒ゴマのプリンなど、出来たての6品を味わった。
 配膳を手伝い、参加者と一緒に食卓を囲んだ同会の施設利用者の山本俊一さん(55)=宮城野区=は「1人だとわびしくて食事がおろそかになりがち。ここだと、みんなでおしゃべりしながら栄養あるものを食べられる」と笑顔で話した。
 シャロームの会は、まざらいん食堂の参加者とボランティアを募っている。毎回の定員は約20人。連絡先は同会022(293)4345。


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2017年10月27日金曜日


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