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<ドラフト>投打に即戦力そろう 右の長距離砲も確保

 東北楽天は1位指名で高校生有望株の清宮、村上の抽選に外れたとはいえ、投打の弱点を補う即戦力の確保には一定の成果があった。
 1位で交渉権を得たのは150キロを超える直球を投げる大学生の近藤。186センチ、96キロの大型右腕で、チームには少ないタイプだ。則本、岸、美馬の3本柱に続く先発陣の層を厚くする狙いがある。星野球団副会長は「投げっぷりが良く、先発ローテに入る力はある」と期待を寄せる。
 2位の岩見は久しく不在だった日本人の長距離砲。今季のチームは外国人の長打力に頼り、不振の時に急降下した。主力の島内、岡島ら外野手は左打者が多い。梨田監督は「岩見は打球がピンポン球のように飛んでいく。右打ちの外野手に主砲タイプがいなかったので取れて良かった」と即戦力として評価する。
 3位の山崎は走攻守がそろった内野手。4位では左腕の渡辺を先発候補として指名した。補強ポイントだった二遊間と左腕の選手層に厚みを持たせた。高校生は6位で地元・仙台育英高の西巻を指名。本指名で3年ぶりの東北関係選手は明るい話題になりそうだ。
 誤算は嶋の後継候補となる将来性の高い捕手を獲得できなかったこと。「全く読めない感じだった」と梨田監督が振り返るように1位の抽選で外れ、指名が後手に回ってしまった感は否めない。それでも、狙い通りの投打のバランスを重視した補強はできたと言えるだろう。(佐々木智也)


2017年10月27日金曜日


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