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青森市民病院で投薬ミス 女性患者が死亡

 青森市民病院(青森市)は26日、入院していた80代の女性患者に別の患者の薬を投与し、約3週間後に死亡する医療ミスがあったと発表した。病院は外部の専門家を含む事故調査委員会を立ち上げ、原因究明などに当たる。
 病院によると、女性患者は心不全や右小脳梗塞、慢性腎不全などで7月25日、循環器内科に入院。9月24日朝、患者の服薬の介助を担当した20代の女性看護師が、誤って別の患者向けの血圧降下剤などを与えた。
 投薬後に患者の血圧が低下したため、同日中に集中治療室での治療に切り替えた。患者の症状は一時改善したが、10月12日に意識が低下し、同14日に亡くなった。死因は心不全だった。
 看護師の経験年数は5年未満で、現在は上司とチームを組んで勤務している。処分は今後、市の規定に基づいて検討するという。
 院内の医療安全管理室は「心不全を悪化させたのは投薬ミスが原因だが、死の主な要因は、元々の病気が悪化したことによる心不全だ」と話している。
 同病院で記者会見した遠藤正章院長は「遺族に心からおわび申し上げる。職員一同、全力で再発防止に努める」と話した。


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2017年10月27日金曜日


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