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<置賜学院>少年更生70年の歴史に幕 来春の閉鎖前に閉庁式

関係者らが別れを告げた閉庁式

 東北唯一の短期少年院で来年春に閉鎖される「置賜学院」の閉庁式が26日、米沢市の同学院で開かれ、関係者が約70年の施設の歴史に思いをはせた。
 式には職員や外部講師、ボランティアら約80人が出席。篤志面接員らに感謝状が贈られ、スライド上映で施設の歩みを振り返った。
 置賜学院は、民間の少年保護団体が1944年、廃業した製糸工場を譲り受けて開所した「置賜少年錬成所」が前身。49年に法務省に移管され、東北少年院(仙台市)の分院となった。
 主に窃盗や傷害などで保護処分となった14歳から20歳までの男子を基本的に半年以内受け入れ、更生教育を行ってきた。
 定員は54人だったが、戦後の混乱期だった開所当初は年間170人に達したこともあったという。2010年代からは減少傾向となり、15、16年の在院者はともに17人。最後の在院者は24日に仮退院した。


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2017年10月27日金曜日


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