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<民進両院総会>「共闘なら勝てた。東北は犠牲に」前原氏へ批判

 民進党の両院議員総会があった27日、東北選出の国会議員からは希望の党との合流を強行し、衆院選で惨敗した前原誠司代表の判断に批判が渦巻いた。党の存続は決まり、前原氏の代表辞任、執行部刷新など早急な立て直しプロセスを求める声が上がった。
 「東北や北海道、上信越は民進党のままでやった方が勝てたと思う。しかし全体を考えて決断した」
 前原氏の発言に、党副代表の桜井充参院議員(宮城選挙区)は耳を疑った。
 昨夏の参院選の東北6選挙区は野党系候補が5勝1敗で圧勝。今年7月の仙台市長選は元民進党衆院議員が初当選した。野党共闘が強固だった東北でも大半の候補が、希望への全党的な合流という党の決定に従わざるを得なかった。
 「代表一任を認めた人間として、失敗したと思っている」と悔やむ桜井氏。「野党共闘なら東北で勝てる人たちも皆落選した。結局、東北は犠牲になった」と唇をかんだ。
 総会では参院議員と地方組織、今回当選した党籍を持つ衆院議員で民進党を維持することが決まった。田名部匡代参院議員(青森選挙区)は「衆参合わせるといまだに野党第1党。果たす責任がある」と党存続の意義を強調した。
 衆院選に無所属で立ち、自民党候補との激戦を制した金子恵美衆院議員(福島1区)は「(前原氏の辞任を含め)できるだけ早く、新体制で今後の議論を進めてほしい」と訴えた。


2017年10月28日土曜日


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