宮城のニュース

閖上の未来思い描く 住民ら復興工事現場見学

閖上小中の前で模型による説明を受ける市民ら

 東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上地区で28日、市が進める土地区画整理事業の住民向け見学会があり、2019年3月オープン予定の店舗併設型交流スペース「にぎわい拠点エリア」と、18年4月に小中一貫校として開校する閖上小中の工事現場が公開された。
 市職員は、にぎわい拠点エリアは名取川沿いに飲食店などが集積すること、閖上小中の校舎が防災拠点となるよう造られていることなどを説明。参加した市民約40人は、新たに生まれ変わる閖上地区を思い描きながら見て回った。
 閖上地区まちづくり協議会の針生勉代表世話役は「ハードの復興は目に見えて進んだが、『仏作って魂入れず』とならないよう、行政も住民も知恵を絞っていく必要がある」と話した。
 土地区画整理事業は19年12月の完了を見込む。対象地約57ヘクタールのうち海側の約32ヘクタールは海抜約5メートルにかさ上げされる計画で、土砂の搬入は9割が終わった。
 見学会は一人でも多くの市民らに閖上地区に住んでもらおうと、市が15年から年1回開いている。


関連ページ: 宮城 社会

2017年10月29日日曜日


先頭に戻る