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おいで青森、こいで満喫 県が「自力移動型」観光ルート構築へ

七戸十和田駅から十和田市街に向かって自転車をこぐ参加者ら
ガイドと共に紅葉シーズンを迎えた奥入瀬渓流付近を自転車で駆け抜ける参加者ら

 観光、行楽地間の移動手段の整備が課題となっている青森県が、自転車やカヤックなどで巡る観光ルートの構築に取り組んでいる。自然や食を満喫できる行程が盛り込まれているのが特長で、若者や外国人観光客の誘客促進を目指す。

 奥入瀬渓流、世界遺産の白神山地をはじめとする豊かな自然観光資源の魅力を売り込む県は、自力での移動を楽しみながら旅をする「スイス・モビリティ」に着目。本年度は、「十和田八幡平国立公園 八甲田・奥入瀬ルート(全長約130キロ)」「世界自然遺産 白神山地ルート(全長約50キロ)」の二つの旅行プラン(2泊3日)を考案した。
 八甲田・奥入瀬ルートは、東北新幹線七戸十和田駅から十和田市街を経由し、奥入瀬渓流までを自転車で走る。十和田湖でカヌー体験もできる。白神山地ルートは、弘前市街の散策や川下りが楽しめる。
 県は今月中旬からモニターツアーを実施。25〜27日には、サイクルウエア製造販売業「narifuri」の社員が八甲田・奥入瀬ルートを試走した。
 同社広報の奥村健太朗さん(26)は「黄と赤に色づいた奥入瀬渓流がきれいだった。道路に自転車専用のレーンがあればもっと楽しめると思う」と話した。
 社員らは同社のホームページや会員制交流サイト(SNS)に、写真や体験記を掲載する。
 県は今後、商品化に向け旅行会社との協議を進める予定。県観光国際戦略局の堀義明次長は「国内外の個人客に対しても旅行スタイルを提案するため、インターネットを通した発信も強化していきたい」と強調する。


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2017年10月29日日曜日


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