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<衆院選>自民、得票半分で議席は4分の3 東北の23小選挙区

 22日に投開票された衆院選で、東北の23小選挙区に立候補した自民党候補23人の獲得票数は計約220万票で、全体の得票率は52.0%だった。同党は18議席を獲得し、議席占有率は78.3%。約半数の得票で4分の3の議席を占めた計算になる。

 各党が小選挙区で獲得した合計票数と、比例代表東北ブロックの得票数は表の通り。小選挙区の得票が自民に次いで多いのは、17人を擁立した希望の党。全体の25.7%を占めたが、当選は岩手1区のみ。同じく17人を立てた共産党は6.3%で、議席ゼロだった。
 無所属は6人が立候補し、4人が議席を得た。合計得票は全体の13.0%に上り、非自民票の一定の受け皿になったと言える。
 自民が勝利した小選挙区で、野党系(希望、立憲民主、共産、日本維新の会)の合計得票が自民を逆転するのは、宮城1区、秋田2区、福島4区。いずれも、次点の野党系候補が比例東北で復活当選した。
 各党が獲得した小選挙区と比例東北の得票を比べると、自民の比例票は小選挙区の65.9%にとどまった。選挙協力する公明党と合わせても86.9%。有権者が小選挙区と比例東北の投票先を与野党で使い分け、自公政権への批判の意思を示したことがうかがえる。
 希望の比例票は小選挙区の得票より16.4%少なかった。比例の単独候補3人を立てた共産は15.7%多かった。全国的に躍進した立民は小選挙区に1人、比例単独で2人を擁立。比例の得票は小選挙区の9.7倍に達し、3議席獲得の原動力となった。
 比例東北の各党の得票数を基に2019年参院選の結果を試算すると、東北6県はいずれも自民が議席を得る計算になる。


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2017年10月29日日曜日


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