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「長考より早指しを。友達いなくなる」将棋の加藤一二三・九段 脳科学者と対談

対談する加藤九段(右)と茂木さん

 将棋の現役最高齢、通算対局数歴代1位など数々の記録を打ち立て、今年6月に引退した加藤一二三・九段と、脳科学者の茂木健一郎さんが29日、仙台市青葉区の東北大川内萩ホールで「挑み続けるひらめき脳」と題して対談した。
 加藤九段は「敵の弱点よりも強さが見えた時から勝てるようになった」「盤面を見た瞬間に最善の手を直感できる。一番良い手は一番リスクが高い手だった」と現役時代の勝負を振り返った。
 長考7時間のエピソードも持つ加藤九段。途中、茂木さんに促されて登壇した客席の男子中学生が「1手に30分考える」と話すと「いけません。将棋は勝ち負けの世界。負けて当たり前と思えばさっさと指せる。でないと友達がいなくなる」と助言し、会場を沸かせた。
 住友生命健康財団が主催し、約1200人が参加した。


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2017年10月30日月曜日


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