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<NPOの杜>子どもの防災教育に力

 日本では毎年多くの自然災害が発生しています。いつ起きるか分からない災害から、自分や大切な人の命を守るためには、日頃から防災や減災に対する意識を高め、備えることが重要です。
 一方で、東日本大震災から約6年半が経過し、被災地でも「もう大きな災害が起きるはずがない」といった思い込みから来る、防災意識の希薄化が課題になっています。
 それに対する危機意識から「防災士」の有志によって設立されたNPO法人防災士会みやぎでは、町内会や学校などを対象に「自助」「共助」を念頭に、防災訓練や講話など防災や減災の知識を広める活動を行っています。
 特に、多くの幼い命が失われた大震災だったことから震災後に『防災絵本 リオン』を制作、幼稚園や保育所で読み聞かせの実演をしながら子どもたちの防災教育に力を入れています。子どもたちが絵本の内容を家族に伝えることで、大人たちの防災意識が自然と高まることも狙いとしています。
 今や団体の読み聞かせ活動は100回を超え、絵本も全国各地で教材として活用されています。いざというとき、自分の命を守れるのは、他ならぬ自分自身ですから。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 後藤和広)


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2017年10月30日月曜日


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