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<東北大>外国特派員協会のコンテスト 留学生3人が全部門で首位独占

左からロンさん、フアドさん、トリシットさん

 国際ジャーナリストを目指す大学生などへの奨学金授与を目的とする本年度の「スワデッシュ・デロイ奨学金コンテスト」(日本外国特派員協会主催)で、東北大の留学生3人が各部門の1位を獲得した。同大の担当者は「留学生の持つ可能性を広げることができた」と喜んでいる。
 コンテストはペン(作文)、フォト(写真と短文)、ビデオ(映像作品)の3部門で、本年度は「変わりゆく日本における若者の傾向」がテーマ。ペン部門でインド出身のトリシット・バネルジーさん(19)、写真部門でインドネシア出身のフアド・イフワンダさん(23)、ビデオ部門でベトナム出身のグエン・チ・ロンさん(26)が1位となった。
 トリシットさんは日本人に抱く思いを記した。「特に東北の人は東日本大震災の経験を基に興味深い活動を多くしている。人々の話を聞いて感激した気持ちを表現した」と話す。
 フアドさんはオーストラリア人の友人が会員制交流サイト(SNS)で知り合った日本人と自転車に乗る姿などを撮影。「外国人が日本人とどのように交流を深めているかを紹介したかった」という。
 ロンさんは「留学生の目で見た仙台」と題した動画を制作。留学生が仙台の食文化や祭りなどを紹介する約7分の動画に、仙台の魅力を凝縮させた。
 3人の作品について、協会の担当者は「記事の内容や映像、写真はどれも吟味されており、読む側や見る側に意図が伝わる作品だった」と評価する。
 奨学金は協会会長を務めたスワデッシュ・デロイ氏の功績をたたえ、1970年に創設された。本年度は協会加盟の記者らが9月上旬に審査した。1位受賞者には20万円の奨学金が贈られる。


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2017年10月31日火曜日


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