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仙台城や政宗を映像で解説 仙台工高生ビデオ制作

解説映像の最終チェックを行う、斎藤さん(左)と布沢さん=仙台市宮城野区の仙台工高

 江戸時代初期、仙台藩主伊達政宗が築いた仙台城の成り立ちや、政宗の人物像を解説するビデオ映像を、仙台工高の模型部が制作した。特別展「伊達政宗−生誕450周年記念」を開催中の仙台市博物館(青葉区)で上映されている。

 模型部では、政宗生誕450年に際し、自分たちも何かできないかと考え、映像制作を思い立った。4月末から取材を開始。研究者や市博物館の学芸員から話を聞き、青葉区川内の仙台城跡各所で撮影を行った。
 得意とする「こま撮りアニメ」の技術を、城の地理的・地形的特徴を分かりやすく説明する場面で活用。細部に至るまで正確を期し、9月末に完成した。
 映像は18分。博物館中庭にある政宗の胸像や、両目が描かれている肖像画に関する逸話も収録。歴史に詳しくない人にも興味を持ってもらえるように工夫した。
 制作リーダーで共に2年の斎藤亮太さん(17)と布沢燎さん(17)はそれぞれ、「胸像が、戦時中に供出されて戦後戻ってきた初代騎馬像の一部であることを初めて知った。いろんな発見があった」(斎藤さん)、「こま撮り部分は1年生が制作した。ナレーションを取り直したり、テスト期間と重なったり苦労したが、とても勉強になった」(布沢さん)と振り返った。
 上映は11月27日まで、博物館ロビーで繰り返し行われている。連絡先は同館022(225)3074。


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2017年10月31日火曜日


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