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まちづくり活性策提案 大正大生が実習発表会 南三陸

町民に地域活性化策を提案する学生

 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町で地域学習を行う大正大(東京)の発表会が26日、同町の南三陸ポータルセンターであった。学生が40日間の滞在で考えたまちづくり活性策を提案した。
 同大地域創生学部の1年生21人は9月19日から、観光、コミュニティー、産業の三つのテーマに分かれて地域活性策を探った。水産加工場や観光施設でのインターンシップ(就業体験)に臨み、漁師や林業家ら約100人の話を聞いた。町民や観光客に独自にアンケートも実施した。
 発表会には町民ら約50人が集まった。学生は、観光客が集中する復興商店街の店主に町の魅力を紹介してもらうための講座開催や、災害公営住宅で住民が個人データや日々の出来事をつづる名簿「ふぇいすぶっく」の作成を提示した。
 地域学習に参加した若井千穂さん(19)は「町の将来を良くしようと活動する住民に感銘を受けた。自分たちも責任を持ってまちづくりに携わっていきたい」と話した。
 昨年度創設された同学部は1年生が塩釜市、長井市、山形県最上町も含め全国12カ所で地域学習を行う。1年次に課題解決のためのテーマを設定。3年次に再訪し、現地で提案を実行する。


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2017年10月31日火曜日


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