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<文庫X>「未知の本積極的に選んで」仕掛け人の長江さん講演

本との向き合い方を語る長江さん

 書名と著者名を隠して2016年に販売した覆面本「文庫X」の仕掛け人で盛岡市のさわや書店フェザン店店員、長江貴士さん(34)の講演が29日、盛岡市立図書館であり、読書の楽しさを語った。
 本を選ぶ際は先入観を持たず、未知のものを積極的に取り入れるよう心掛けてほしいと助言。「見たことがなかったり、つまらなかったりする本を読むことが、かえって新たな自分を知る機会になる」と話した。
 また日本語とフランス語を比較して「人は言葉によって見える世界が違う」と説明。本を読んで多くの言葉を蓄積していくことの大切さを強調した。
 文庫Xはジャーナリスト清水潔さんの著作「殺人犯はそこにいる」(新潮文庫)を手書きカバーで覆い、ページをめくるまで内容が分からない装丁で販売。取り扱いが全国650書店に拡大し、30万部を超えるベストセラーになった。


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2017年10月31日火曜日


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