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<世界防災フォーラム>仙台で25日開幕 震災の教訓共有へ

フォーラム前日祭の内容を紹介する今村実行委員長

 仙台市青葉区の仙台国際センターを主会場に11月25〜28日開かれる国際会議「世界防災フォーラム」の開催概要が31日、発表された。国連や36の国と地域から政府、企業、NGO関係者、研究者ら約500人が参加。約50のセッションを通じて東日本大震災の教訓や復興の現状、最新の防災知見を共有し、事前の対策で被害軽減を図る日本の「BOSAI(防災)」の考え方を世界に発信する。
 青葉区の東北大災害科学国際研究所であった第4回実行委員会で、開催概要を決定。16のセッションと25日の前日祭は無料で一般公開する。実行委員長の今村文彦東北大災害研所長は「多くの市民に参加してもらい、災害への備えに役立ててほしい」と呼び掛けた。
 実行委顧問の郡和子仙台市長は「大震災の経験や教訓を発信する責任を担う仙台が、国際的な存在感を高める貴重な機会。街にフラッグやポスターを掲げて盛り上げたい」と述べた。
 フォーラムは、スイス・ダボス市で2年に1回開かれる「国際災害・リスク会議」(IDRC)を誘致する形で隔年開催し、今回が初回。仙台市や東北大、IDRCを運営する国際組織「グローバルリスクフォーラム」などが今年1月に実行委を組織した。
 期間中の26、27の両日、内閣府主催の防災推進国民大会と最新の防災技術・製品を展示する防災産業展が仙台国際センターで開かれる。仙台市はフォーラムと合わせて概要を紹介する「防災3イベントガイドBOOK」を2万部作成、市役所などで配布している。


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2017年11月01日水曜日


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