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<民進党新代表選出>東北の議員「再び野党連携を」「政党間の壁高い」

 民進党新代表に大塚耕平参院議員が選出された31日、東北の同党所属国会議員からは「もう一度、民進党を軸に野党連携を目指すべきだ」との声が相次いだ。衆院選で分裂に至った経緯は根深く、現実的には連携の道筋は見通せない。「野党間の壁は高い」と視界不良を懸念する見方も出た。
 代表選で大塚氏の推薦人となった増子輝彦氏(参院福島選挙区)は「政策通で円満な人柄。調整役にも適している」と評価した。
 大塚氏が立憲民主党と希望の党を含む「3党中心の勢力で政権交代」を主張した点に関しては「参院民進党が横串になる形で各党と協力できる方策を検討すべきだ」と求めた。
 桜井充氏(参院宮城選挙区)は「代表選が一本化され、挙党態勢の雰囲気ができた。2019年の統一地方選や参院選に向けた足場固めが大事。野党が一緒になって戦わなければ勝ち目はない」と指摘した。
 田名部匡代氏(参院青森選挙区)は「ばらばらになった同志も含め目標を一つにできるよう、党が安倍政権に対峙(たいじ)する政策を提言すべきだ」と強調した。
 無所属で衆院選を勝ち抜いた議員からは厳しい見方が出た。会派「無所属の会」に所属する金子恵美氏(福島1区)は「党籍を持つ議員として代表を支える」としつつ「(野党間で)政策的に相いれない点もある。一つになるには大変な壁がある」と課題を示した。
 無所属の会に入らず、年内は単独で活動する玄葉光一郎氏(福島3区)は「大塚代表が現実路線で野党間の結節点になってくれることを期待したい」と語った。

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 民進党は31日、両院議員総会を開き、辞任した前原誠司氏(55)の後任となる新代表に参院議員の大塚耕平広報局長(58)を選出した。大塚氏以外に立候補の届け出はなく、無投票で了承された。


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2017年11月01日水曜日


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