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<17年産米>東北全体の作況「平年並み」宮城南部・中部は「やや不良」

 東北農政局は31日、東北6県の2017年産水稲の作柄概況(10月15日現在)を発表した。東北全体の作況指数は99(前年同期比4ポイント減)で、「平年並み」(99〜101)の見通し。9月下旬の低温で岩手の北部が94の「不良」(94以下)、宮城の南部、中部がそれぞれ95、96の「やや不良」(95〜98)となった。
 この時期の「平年並み」は11年以来。県別、地域別の作況指数は図の通りで、「やや良」(102〜105)は青森、津軽のみだった。10アール当たりの予想収量は前年同期比12キロ減の564キロとなる見込み。
 7月の好天で穂数に1穂当たりのもみ数を乗じた全もみ数は「やや多い」だったが、8月、9月下旬の日照不足や低温で登熟(もみの実入り)が「やや不良」となり、全体の作況を押し下げた。
 調査時点の刈り取り済み面積は東北全体で80%。平年比で16ポイント低下した。刈り取りの最盛期は平年に比べて5日遅かった。
 ふるい目幅別の重量分布は1.85ミリ以上が全体の96.2%。直近5年の平均値を1.1ポイント下回り、粒が平年に比べ小さい。東北農政局の担当者は「ここ数年作柄が良かったこともあり、生産者はやや取れていないという感覚を持つかもしれないが、平年並みの量には達している」と説明した。
 県別の10アール当たり予想収量は青森596キロ(前年同期比8キロ減)、岩手533キロ(7キロ減)、宮城535キロ(19キロ減)、秋田574キロ(17キロ減)、山形598キロ(10キロ減)、福島549キロ(6キロ減)。
 主食用米の予想収穫量は188万2000トン。10アール当たり収量の減少が見込まれ、前年産に比べ3万5000トン減る見通し。県別は青森22万6500トン、岩手25万500トン、宮城33万9700トン、秋田39万8900トン、山形33万7300トン、福島32万8900トン。


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2017年11月01日水曜日


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