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鳥インフル 初動万全に 200人が殺処分手順など確認 県、仙台で演習

防護服を着て、殺処分の作業を確認する県職員ら

 宮城県は1日、養鶏場での高病原性鳥インフルエンザの発生に備え、家禽(かきん)の殺処分や埋却などの手順を確認する防疫演習を仙台市宮城野区の旧県消防学校グラウンドなどで実施した。栗原市の養鶏場で3月に発生した高病原性鳥インフルエンザを受けて見直した対応指針に基づく初の演習で、県や市町村の職員ら約200人が初動対応を検証した。
 ニワトリ19万4000羽を飼育する養鶏場で、死んだニワトリから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたとの想定。防疫作業を担う県職員が県庁からバスで移動し、殺処分の動きや、主要道路に設ける消毒ポイントの運営などを実際の資機材を使って演習した。
 新しい対応指針で県が設けた情報分析班は、スマートフォンを使って作業の様子を撮影し、対策本部に伝える訓練をした。
 県は鶏舎の気密性などを確認する立ち入り調査を前倒しで実施するなど、警戒を強めている。県畜産課の中鉢正信課長は「まずは各養鶏場の備えを万全にしたい。演習で分かった課題などを反映させ、実際に発生した場合の態勢をしっかり整えたい」と話した。


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2017年11月02日木曜日


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