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皇太子ご夫妻宮城県入り 亘理町など沿岸部の復興状況視察

イチゴ選果場を視察される皇太子ご夫妻=1日午後4時25分ごろ、宮城県亘理町(写真部・鹿野智裕撮影)

 皇太子ご夫妻は1日、東日本大震災から6年7カ月が過ぎた被災地の復興状況を視察するため宮城県に入り、亘理町や名取市などを訪問された。ご夫妻の被災地視察は昨年6月の岩手県以来。
 亘理町では、復興交付金を活用して整備され、同町と隣接する山元町のイチゴ農家計約220戸が利用するイチゴ選果場を視察した。特産のイチゴの検査状況を見学したご夫妻は、農家の鈴木誠一さん(60)らに「いい香りですね」「等級は何種類ぐらいあるのですか」とにこやかに話し掛けた。
 選果場で約400人がご夫妻を出迎えた。視察後、施設を案内したみやぎ亘理農協の村山裕一組合長は「『よく頑張っていただきましたね』とのお言葉を掛けられた。今後の営農の力になります」と語った。
 山元町沿岸部の自宅と栽培ハウスを津波で流された鈴木さんは「被災状況をご心配いただいた。とても優しい印象でした」と振り返った。
 亘理町訪問に先立ち、ご夫妻は名取市で7月に完成した閖上地区の集合型災害公営住宅を訪れた。住民と懇談した後、同市の震災犠牲者の名が記された慰霊碑に花を供えた。
 ご夫妻は同日夜、東北新幹線で帰京した。


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2017年11月02日木曜日


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