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雑がみアート部員募集 仙台市環境局とメディアテーク ごみ減量プロジェクト始まる

アート作品の素材となる雑紙を収集する専用ボックス=せんだいメディアテーク1階

 仙台市環境局とせんだいメディアテーク(青葉区)は5日、リサイクル可能な「雑紙」を素材にアート作品を制作するプロジェクトを本格的に始める。市内では家庭ごみに雑紙が混ざっている割合が高く、新たな発想で状況を改善しようと企画した。活動を担うメンバーを募集している。

◎来年1月に作品展示会「魅力再発見を」

 プロジェクトの推進母体はボランティアグループ「ワケあり雑がみ部」で、5日発足する。「部員」に当たる市民メンバーを12月15日まで募集している。部長には、秋田公立美術大(秋田市)副学長でアーティストの藤浩志氏を起用した。
 毎週金、土曜にメディアテーク7階で活動する。同館1階の収集ボックスから雑紙を回収、仕分けし、アート作品の制作や展示企画などに自由参加で取り組む。
 作品の素材となる雑紙は紙箱と紙袋、包装紙の3種類。来年1月19日まで、来館者に収集ボックスへの提供を呼び掛ける。完成作品は来年1月下旬、同館で開かれる環境啓発イベント「せんだい資源ナーレ」で展示する。
 市の2016年度調査では、市内の家庭ごみに含まれる資源物のうち、雑紙が最多の18.8%を占めた。東日本大震災以降、市内のごみ総量は高止まりしており、雑紙のリサイクル推進がごみ減量を進める一つの方策となっている。
 市家庭ごみ減量課の担当者は、資源分別とリサイクルの必要性を強調した上で「雑紙とアートを融合したら、人の心に響く何かが生まれるのではないか。ごみではない雑紙の魅力再発見につなげたい」と話す。
 連絡先はせんだいメディアテーク企画活動支援室022(713)4483。


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2017年11月02日木曜日


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