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環境保全の最新成果を報告 自然再生協全国会議 宮城・栗原でロボットボート見学

水草を刈り払うロボットボートの実演も行われた

 全国の湿原などで植生保全や在来生物の増加に取り組む「自然再生協議会」のメンバーらが情報交換を行う全国会議(環境省主催)が1、2の両日、栗原市若柳の伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターなどであった。協議会の関係者ら80人が参加し、最新の研究成果に聞き入った。
 県伊豆沼・内沼環境保全財団の藤本泰文研究員が、同沼で取り組んでいるブラックバスの駆除活動や、過繁殖して生態系に悪影響を与えているハスの刈り払いなどの保全活動を紹介した。
 嶋田哲郎総括研究員は、東大などとロボットや定点カメラ、通信技術を組み合わせた生態系モニタリングシステムの開発を進めていることを説明。「全国で活用できる技術をつくり上げたい」と述べた。
 伊豆沼・内沼をはじめ全国の湖沼ではハスなど水草の過繁殖が問題になっている。低コスト、省力化でハスやヒシなどの水草を刈り払う「ロボットボート」の実演見学も伊豆沼で行われた。
 2日は伊豆沼・内沼で早朝のマガンの飛び立ちを見学。自然再生の成果と活用について話し合う分科会が市内のホテルで開かれた。
 伊豆沼・内沼は全国有数の渡り鳥越冬地として知られる。


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2017年11月03日金曜日


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