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<バドミントン>七十七銀行 日本最高峰S/Jリーグ3季ぶり復帰 若さで上位狙う

3季ぶりに復帰するS/Jリーグ開幕を前に最終調整する河崎(右)、小見山組=1日、仙台市の七十七銀行体育館

 4日に開幕するバドミントン日本最高峰のカテゴリー「S/Jリーグ」女子に、仙台市に拠点を置く七十七銀行が参戦する。前身の日本リーグ2部降格から、3季ぶりの復帰。世界レベルの選手がひしめく中、平均年齢約24歳の若さと勢いで上位進出を目指す。
 七十七銀行は2014年に1部から2部へ降格。今年2月の入れ替え戦に勝って再昇格を果たした。降格していた間、高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)がリオデジャネイロ五輪で金メダル、奥原希望(日本ユニシス)が銅メダルを獲得するなど、日本のレベルは格段に上がった。
 草井篤監督は「選手層の厚みが増し、世界トップレベルのリーグになった」と語る。選手8人中7人が入行4年目以下の若いチーム。技術と経験で上回る相手と戦うため、フィジカルトレーナーの指導で走り込み、体幹を鍛えるなど身体能力の向上に努めた。草井監督は「(強豪にも)体力負けしない」と自信を持つ。
 チームの核はダブルスの河崎綾佳(26)、小見山彩(23)のペア。小見山が強打で仕掛け、河崎がスピードを生かしてネット際でシャトルを押し込むのが得意の形だ。河崎は左膝の前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがから約1年間のリハビリを経て復帰したばかり。「(欠場中に)昇格してくれた仲間のために、自分の力を出し切ってチームに貢献したい」と意気込む。
 シングルスを担う1年目の22歳、杉野文保(あやほ)は8月のユニバーシアード夏季大会(台湾)の混合団体で準優勝の実力者。シャトルの初速が300キロを超す強打が持ち味だ。「世界で戦う選手の優れた点を学び自分のプレーに生かしたい」と心待ちにする。
 リーグ戦は来年2月4日まで男女とも8チームの総当たりで争う。地元仙台では1月14日に公式戦を行い、3月には男女上位4チームによるカップ戦もある。参戦枠が10チームに増える来季は優勝を決めるプレーオフを仙台で行う予定。
 草井監督は「目標は4位以内。地元の声援を力に変えて戦いたい」と強調。仙台市出身の木戸よし美(25)も「小さいときから応援してくれた方たちの前でいいところを見せたい」と燃える。(原口靖志)


2017年11月03日金曜日


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