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<陸羽東線100年>紅葉の鳴子路 世紀の鉄路を記念列車駆ける

色づく山裾を走り抜ける記念列車=3日午前11時ごろ、大崎市鳴子温泉

 JR東日本は3日、宮城、山形両県を結ぶ陸羽東線(小牛田−新庄)の全線開通100年を祝う記念列車を運行した。鉄道ファンらを乗せた記念列車は、1世紀続いた線路を走り、装う山の間を駆け抜けた。
 列車は、かつて同線を走った12系客車をディーゼル機関車で挟んだ5両編成。午前9時すぎに仙台駅を出た列車は、住民ら100人以上に見送られて小牛田駅を出発。紅葉の中を山越えし、昼すぎに新庄駅に到着した。ここでも歓迎を受け、仙台駅に折り返した。
 松尾芭蕉が歩いた旧出羽街道と並行し、両県の温泉地を走る同線は「奥の細道 湯けむりライン」の別称を持つ。乗客は車内で芭蕉に扮(ふん)した観光ガイドや甲冑(かっちゅう)武者のもてなしを受けた。
 横浜市の主婦小野和子さん(72)は「天気が良く、鳴子辺りの紅葉がきれいだった。ツアーの特製弁当もおいしく、楽しい車中だった」と喜んだ。
 同線は1917(大正6)年11月1日に全通した。


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2017年11月04日土曜日


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