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東北の旅のお供に 新幹線改札内の地酒自販機が人気 1杯300円、JR東社員が発案

東北の地酒6種類を取りそろえた自販機

 JR仙台駅3階の新幹線中央改札内に設置された東北の地酒を集めた自動販売機の売り上げが好調だ。1杯300円と手頃な値段で新幹線車内にも持ち込みやすく、旅行客や出張者の間で人気が広がっている。JR東日本仙台支社は「地酒を通じて東北の旅を楽しんでほしい」とPRする。
 同社によると、自販機は改札内の土産店に隣接する形で7月に設けられた。仙台を訪れる人を地酒でもてなそうと、同社の社員らが発案した。JR東日本管内の駅改札内で地酒の自販機を置いたのは初めてという。
 自販機では、仙台伊沢家勝山酒造(仙台市)の仙台駅限定商品「仙台駅政宗」、平孝酒造(石巻市)の「日高見」、佐浦(塩釜市)の「浦霞」、大沼酒造店(宮城県村田町)の「大沼屋」の宮城の4種類、西田酒造店(青森市)の「田酒」、亀の井酒造(鶴岡市)の「ばくれん」の計6種類を販売。
 新幹線車内で手軽に地酒を味わってもらうため、1杯を1合の半分の90ミリリットルにした。備え付けのプラスチックコップを自販機にセットし、現金を入れて飲みたい地酒のボタンを押すと自動で注がれる。
 JR東日本仙台支社によると、1日の平均販売数は平日が約30杯、休日は約40杯で、1カ月で約800杯を売り上げる。客層は男性が多いものの、1人で買いに来る女性もいるという。新酒の時期に入るため、今後銘柄を変えることも検討している。
 同社事業部の蘇武新さん(35)は「地酒を飲んで旅の余韻を新幹線車内で感じてほしい。東北らしさも発信したい」と話している。


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2017年11月04日土曜日


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