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震災被災の水田 7年ぶり新米収穫を祝う 石巻市牡鹿

おいしそうにご飯を頬張る子どもたち

 東日本大震災で被災した水田で今春、7年ぶりに営農を再開した宮城県石巻市牡鹿地区で3日、新米の収穫を祝うイベント「Re田〜んぼ(りたーんぼ)フェアinおしか」(いしのまき農協石巻地区運営委員会主催)があり、多くの来場者でにぎわった。
 牡鹿地区では、県が谷川浜と大谷川浜の被災農地22.5ヘクタールを整備。先行して整備が完了した谷川浜の水田4.5ヘクタールで営農を再開し、今秋にひとめぼれ約15トンが収穫された。夏の低温と日照不足の影響が懸念されたが、「まずまずの出来と収量があった」(いしのまき農協)という。
 市牡鹿保健福祉センターであったイベントでは、新米のご飯と石巻産の野菜を使った豚汁、地元漁業者が提供した焼きカキ各300食が無料で振る舞われ、訪れた人たちは「復興の味」を堪能していた。
 家族4人で訪れた同市鮎川小3年の松村海音君(9)は「ご飯がもちもちしておいしい。またお米をたくさん作ってほしい」と笑顔で話した。
 営農を再開した牡鹿地区生産組合の渥美浩晃組合長(56)は「再開初年度で緊張しながらの米作りだった。来年はさらに収量を増やせるよう努める」と意気込んだ。


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2017年11月05日日曜日


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