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<高校サッカー>仙台育英イレブン喜び爆発 「逃げ切り」に成長の跡

仙台育英−東北学院 前半32分、決勝ゴールを決め腕を突き上げ喜ぶ仙台育英・後藤

 我慢に我慢を重ねた80分間。試合終了のホイッスルを聞くと、仙台育英イレブンは両腕を突きあげて喜びを爆発させた。石川主将は「今年の宮城の王者は仙台育英だという事を示したかった」と誇らしげに語った。
 夏の県高校総体決勝の再現となった試合は、計17本というシュート数以上に激しい攻防となった。勝利の立役者はセンターバックの後藤を中心とした守備陣だ。「押し込まれるのは覚悟していた」と後藤。後半サイドを起点に猛攻を仕掛けてきた東北学院攻撃陣に、体を張った守りで対応した。
 県内最多の選手権出場を誇る名門も、3年連続で決勝を前に涙をのんでいた。今大会のメンバーは昨年秋の新人戦、県高校総体を制し、「3年生を中心に、選手が自ら考え主体的にプレーするようになった」と城福監督は振り返る。1−0で逃げ切ったこの試合にも成長の跡が見て取れる。
 名門復活にも石川主将は「誰一人ポジションは確約されていない。ここから競争が始まる」と表情を引き締める。5年ぶりの選手権。宮城王者の誇りを胸に全国の頂点を見据える。(山本武志)


2017年11月05日日曜日


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