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<ドクターヘリ>宮城県導入1年 出動回数184件、全国平均の半分以下

 宮城県の救急医療用ヘリコプター「ドクターヘリ」が10月末、導入から1年を迎えた。出動実績は計184件で、2016年度の全国平均(492件)の半分以下にとどまった。
 県によると、昨年10月28日〜今年10月27日の出動要請は237件。悪天候や日没間際などによる出動見送りは53件だった。県内12消防本部別で回数が最多だったのは、仙南地域の35件。気仙沼・本吉地域34件、大崎地域26件と続く。
 今年4月以降に始めた近隣3県との相互連携に基づき、要請を受けて出動したのは福島4件、岩手、山形各1件の計6件。県が隣接3県に応援を要請したケースはなかった。
 県医療政策課の千葉幸太郎課長は「全国に比べて出動実績はまだ少ないが、消防本部の理解が徐々に進み、最近は増加傾向にある。1日1回を目標にして実績を上げたい」と話す。
 ドクターヘリは仙台医療センター(仙台市宮城野区)と東北大病院(青葉区)を交互に基地病院とし、消防機関の通報で出動。搭乗した医療スタッフが早期に治療を施し、救命率向上や後遺症の軽減を図る。全国41道府県で計51機が導入されている。


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2017年11月06日月曜日


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