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<津波防災の日>オレンジ旗を目印に避難 鎌倉発のアイデアで避難訓練

オレンジ色の旗に促されて高台に避難するサーファー

 宮城県七ケ浜町笹山地区では、オレンジ色の旗を掲げて津波からの避難者を高台に誘導する訓練が行われた。
 同地区自主防災会(伊藤政治会長)のメンバーが地区にある展望広場など高台に立ち、「津波避難」と記された縦100センチ、横145センチの旗を振った。
 訓練には、近くの菖蒲田海岸でサーフィンをしていた11人も参加。旗を掲げる地区住民に促されて高台の避難所を目指した。サーフショップ経営の菊田隆一さん(51)は「サーファーだけではなく、一般の人にどう浸透していくかが課題ではないか」と話した。
 オレンジ旗の防災活動は東日本大震災を機に七ケ浜町と交流する鎌倉市発祥のアイデア。目立つ色を掲げることで波や風の音に左右されず、視覚で津波注意報や警報を知らせる。

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 「津波防災の日」の5日、高台への避難や負傷者の応急手当てを体験する防災訓練が各地で行われた。住民だけでなく観光客らの円滑な避難も課題となっている地域では、旗などを活用した効果的な誘導法を確認。小型無人機「ドローン」を使って情報を伝える取り組みもあった。参加した人たちは災害への備えの大切さを改めてかみしめた。


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2017年11月06日月曜日


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