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宮城の料理人の卵たちが発案 地場食材使ったフランス料理、東京のレストランで提供へ

専門学校生がホテルのフランス料理のランチメニューを作り、提案した審査会=10月18日、仙台市宮城野区の仙台コミュニケーションアート専門学校

 仙台コミュニケーションアート専門学校(仙台市)調理師科の生徒が発案したフランス料理が、東京の渋谷エクセルホテル東急で年内に提供される。宮城県産食材を使った魚と肉の一皿で、ランチコースのメインディッシュに採用された。料理人を目指す生徒たちは「選んでもらって光栄」と喜んでいる。

 同校は毎年、仙台のホテルやレストランのメニューを開発してきた。今年は東日本大震災の復興支援で協力関係にあった縁などから、渋谷エクセルホテル東急のレストラン「ア ビエント」のメニューを考案することになった。
 2年生16人が3チームに分かれ、5月から料理の検討を始めた。宮城県産食材を使い、「ア ビエント」の主要客層の40〜50代女性に好まれることが条件。販売価格と原価率なども考慮し、試作を繰り返した。
 10月18日には、採用するメニューを決める審査会が同校であった。3チームが魚と肉料理を作り、渋谷エクセルホテル東急の白幡健総料理長(53)らが試食した。
 審査の結果「宮城県産ヒラメのヴィエノワーズ風」と「宮城野ポークのブルーベリー煮込み」が選ばれた。年内に提供が始まり、8週間、ランチコースのメインディッシュとなる。
 白幡総料理長は「どれもおいしく、甲乙つけ難かった。PRに力を入れ、多くの方に食べてもらえるようにしたい」と語った。
 肉料理が採用されたチームの安部勇人さん(19)は「自分たちの料理をプロがどう調理するのか興味がある。実際に食べに行き、味の違いを確かめたい」と期待した。


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2017年11月06日月曜日


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