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<仙台満店>一口頬張り酒をくいっ

「石巻・渡波赤貝と石巻の銘酒2種セット」。赤貝はお造りにもすしにもしてくれる。セットの酒は石巻の日高見と墨廼江(各60ミリリットル)。海沿いの酒蔵だけにどちらも魚介とマッチする味わいだ
カウンター席はお一人様に人気。正面に貼られた品書きは全て深瀬さんの手書きで、中にはダジャレ交じりのものもありクスッと笑える

◎すし 富貴寿司(ふうきずし)(青葉区)

 11月のテーマはすし。海の幸に恵まれた宮城県。仙台市内にもすしの名店が数々あります。中でも私のイチオシは「すしをつまみに、ちょいと一杯」が気軽にできる1948年創業の老舗「富貴寿司」です。
 座敷席もありますが、お一人様はぜひカウンターへ。正面に貼られた旬の品書きからつまみを選び、豊富な種類の日本酒と共に味わうのがお勧めです。
 この日はまず、「石巻・渡波(わたのは)赤貝と石巻の銘酒2種セット」(1500円)を頼みました。「最近、渡波でいい赤貝が採れるんです」と話す3代目店主の深瀬大輔さん(44)。「取る人、作る人と顔を合わせて思いを知れば、お客さまに伝えやすいから」と、生産者とのつながりを大切にしています。渡波の赤貝もその一つ。昨年は船に乗って漁の体験もしたそうです。
 注文を受けてからさばく身はプリプリ。すし飯は、あっさりした食味でタネを引き立てる県産ササニシキです。一口で頬張ると、口いっぱいに貝の甘みと潮の香りが広がり、そこへ石巻の銘酒・日高見をきゅっと流し込めば、もうご機嫌! 宮城県バンザイと叫びたくなること請け合いです。
 一品料理も充実しています。11月からは鍋料理も登場。今年はカキ、鴨肉、たらきく、あん肝などから好みの具材が選べる鍋を始めます。1人前からOKなので、カウンターで鍋をつまみに一杯、締めはおすし、なんてオツな飲み方もお勧めですよ。(陽)

<メモ>仙台市青葉区一番町4の4の6▽午前11時半〜午後2時、午後5〜11時▽日曜・祝日定休▽28席▽ランチタイムの人気は「ちらし」(860円)。名物「仙台づけ丼」(1750円)は昼夜とも提供する。忘年会コースは料理5000円〜、飲み放題2時間2000円▽022(222)6157。


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2017年11月06日月曜日


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