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双葉町民ら避難先の復興状況見学

慰霊碑前で鈴木区長(右端)の話を聞く双葉会のメンバーら

 東京電力福島第1原発事故でいわき市に避難する福島県双葉町民による「いわき・まごころ双葉会」は10月31日、東日本大震災の津波で被災した同市平薄磯地区などを巡るバスツアーを開催し、同地区の復興状況を見て回るとともに住民らと交流した。
 避難先のいわき市を知るツアーにはメンバー約50人が参加した。薄磯では、土地区画整理事業で造成された宅地に住宅が建ち始めた様子を見学。津波の犠牲者122人を悼む慰霊碑の前で黙とうをささげた。
 双葉会会長の木幡智清さん(76)は「家が建ち始めたのを見てうれしかった。私たちの古里は時間がかかるが、せめて薄磯は早く復興してほしい」と話した。
 慰霊碑前で薄磯行政区長の鈴木幸長さん(64)は「薄磯を以前のように人が集まる街にしたい。交流を続けて一緒に発展できたらいい」と呼び掛けた。
 バスツアーは複合型農業テーマパーク「ワンダーファーム」や草野心平記念文学館も回った。双葉会は2015年から、薄磯地区の災害公営住宅入居者らと親交を深めている。


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2017年11月06日月曜日


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