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<公立高入試>新制度、来月公表 審議会が最終案協議 前期・後期選抜の一本化を軸

 高校入学者選抜審議会(委員長・柴山直東北大大学院教育学研究科教授)が6日県庁であり、2020年度に導入される前期・後期選抜の一本化を軸とした新制度の最終案をおおむね了承した。県教委は年内に生徒や保護者、学校に向けて内容を公表する見通し。
 最終案では、試験を3月上旬の1回のみにし、5教科の学力検査(500点満点)と調査書(195点満点)による「共通選抜」と、学校ごとに条件を設定する「特色選抜」で合否を決める。特色選抜の募集割合は、体育や美術の学科や定時制課程は10〜90%、それ以外は10〜50%とした。
 特色選抜で各学校が設定できる学力検査の配点比率の範囲は0.25〜2倍。調査書の配点も同じ範囲で設定可能だが、不登校の生徒を積極的に受け入れる学校は0.25よりも低倍率にすることもできる。
 志願者の選定を共通、特色選抜のどちらから先に行うかも学校ごとの判断とした。選抜順序のほか、募集定員の割合や配点比率、各学校の求める生徒像などと合わせて事前に公表されるが、どちらの選抜で合格したかは通知しない。
 試験の一本化に伴い、病気や事故によって受験ができなくなった生徒を対象にした「追試験」の導入も盛り込んだ。学力検査とは別の問題を用意し、1次試験と合わせて合格発表する。
 柴山委員長は「生徒の過度な負担を減らし、学校の特色を反映できる制度になった。12月中に決定し、早い段階からの丁寧な説明を促したい」と話した。
 審議会では19年度入試の実施日も協議した。前期選抜は19年1月31日実施、2月8日合格発表、後期は3月6日実施、3月14日合格発表の日程を答申した。


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2017年11月07日火曜日


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