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子育て支援環境充実へ 東松島市・タイケン学園連携協定 来春、保育園を開設

保育園の建設工事現場=宮城県東松島市小松

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市が、幼児教育やスポーツの人材育成に取り組む学校法人タイケン学園(東京)との連携を本格化させる。来年4月に市内に定員75人の保育園を開くのを手始めに、子どもを安心して生み育てられる環境づくりや福祉・健康の向上などで力を合わせる。
 市と学園は1日、相互の発展を目指して連携協定を結んだ。計画によると、保育園は人口が多い矢本地区に整備し、0〜5歳児を受け入れる。スタッフは保育士ら20人程度で、午後8時までの延長保育を行う見込み。学園グループの社会福祉法人タイケン福祉会(埼玉県)が運営する。
 共働き世帯の増加などで、市内の待機児童は42人に上る(10月1日現在)。渥美巌市長は「新たな保育園は待機児童解消や女性の社会進出につながる。スポーツで日本を元気にしたいという学園の考え方も心強い。協力を得て東松島を復興のモデル市にしたい」と意気込む。
 学園は1997年10月に法人認可を受けた。各地で保育園や高校、スポーツ大学、専門学校などを展開し、保育士や歯科衛生士、カヌー・陸上の五輪日本代表選手らを輩出してきた。学園の柴岡三千夫理事長は「東北での保育園運営は東松島が初めて。地域振興を第一に考え、包括的に連携していきたい」と話す。


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2017年11月07日火曜日


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