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福島・飯舘中生帰郷へ思い 仮設校舎最後の文化祭

練習を重ねた田植え踊りを披露する生徒たち

 福島県飯舘村の飯舘中の文化祭が4日、東京電力福島第1原発事故後に避難した福島市の仮設校舎であった。同校は来春、村内で授業を再開予定で、仮設校舎最後の文化祭となった。
 敷地内の仮設体育館であった「ふるさと学習」の成果発表では、生徒が村民らをインタビューするなどして制作したドキュメンタリー映像が公開された。
 伝統芸能「田植え踊り」も披露された。同校は原発事故翌年の2012年、田植え踊りの練習を始め、地域の伝統文化保存に取り組んできた。
 事故発生時は小学校入学前だった1年の斎藤すみれさん(13)は「村の思い出が少なかった。田植え踊りやふるさと学習を通し『ここ(飯舘)が古里なんだ』という実感が湧いてきた」と笑顔で話した。
 村の避難指示は今年3月末、一部を除き解除された。来春の村内での教育再開に向け、村は従来の飯舘中校舎を改修。認定こども園と小学校全3校など教育施設を集約する。


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2017年11月07日火曜日


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