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山岳遭難60代以上が6割 宮城県警「登山届出し、無理のない計画を」

 県内で過去5年間に発生した山岳遭難者146人のうち、約6割が60代以上だったことが8日、県警のまとめで分かった。遭難者の約半数が道に迷っての遭難だったことや、入山目的の3割が山菜・キノコ採りだったことも判明した。
 県警によると、2012〜16年に発生した山岳遭難は98件。遭難者146人のうち、死者・行方不明者は11人に上った。
 遭難者の年代は60代が44人と最も多く、70代が40人で続く。60〜90代が計94人と全体の64.4%を占め、高齢者の登山ブームが背景にあるとみられる。20〜50代は4〜16人。未成年者も14人いた。
 遭難の原因は「道迷い」が46件で最多、「転倒」が19件、「滑落・転落」が17件、「その他」が16件だった。入山目的は60件の「登山」に次いで「山菜・キノコ採り」が32件、「その他」が6件だった。今年発生した山岳遭難は10月末現在で19件で、遭難者は24人。このうち70代男性と80代男性の2人が死亡した。
 県警地域課は、連絡先や登山行程などを記した「登山届」を入山前に提出するよう呼び掛けている。担当者は「遭難時に発見しやすいだけでなく、無理のない計画を立てることで遭難防止にもつながる」と話す。郵送やファクスのほか、県警のホームページからメールでも受け付ける。


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2017年11月09日木曜日


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