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<松島町社協>宅配夕食サービス利用者に健康チェックカード配布

利用者に配布した健康チェックカード
宅配員から夕食を受け取る高橋さん(左)=7日、松島町磯崎

 松島町社会福祉協議会(遠山勝雄会長)は、町の委託で実施している宅配夕食サービスの利用者に健康チェックカードを配った。1人暮らしの高齢者などに温かい食事を届けるだけではなく、利用者の体調の良しあしを把握して見守りを強化するのが狙いだ。

 カードはA4判の大きさで10月に配布。表面に「体調は良好です」、裏面に「体調が悪いです」と印刷され、利用者は宅配夕食の空き容器に添えて示す。
 家の中で休んでいる時や留守中でも宅配員に健康状態を知らせることができる。カードの裏面が出ていたら、宅配員などが安全確認のために入室、声掛け、必要な電話などをする。
 これまでも異常の有無などを宅配員が確かめ、体調を悪くした利用者を救急搬送したこともある。応対に出ない場合、不在なのか、体調が悪くて出てこられないのか判断できなかったため、健康状態をより把握しやすい方法に見直した。
 同町磯崎で1人暮らしの高橋すゑ子さん(95)は毎日、サービスを利用する。「買い物に出掛けられないからとても助かる」と話す。家族も「宅配員に声を掛けてもらっているので安心です」と感謝する。
 夕食は1食500円。塩釜市の業者が具材の柔らかさなどを各利用者に合わせて調理し、専用の保温容器に入れて届ける。現在利用するのは、町に申請した1人暮らしや高齢者などの31人。申請理由は「退院した直後で食事を作れない」「家族が入院した」などが目立つという。
 町社協は2009年度に町から委託を受けサービスを始めた。担当者は「夕食宅配よりむしろ、見守りに主眼を置いている。支え合いの地域づくりにつなげたい」と話している。


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2017年11月09日木曜日


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