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音楽ホール検討本格化へ 仙台市、27日有識者初会合

 仙台市は8日までに、音楽ホール整備の検討を本格化させる方針を決めた。有識者による懇話会の初会合を27日に開き、ホールの機能や立地に関する議論を始める。郡和子市長は7月の市長選で建設に慎重姿勢を示しており、議論を踏まえながら費用の圧縮策などを探るとみられる。
 懇話会委員は音楽団体や経済団体の関係者、大学教授ら9人が就く予定。メインの大ホール以外の小ホールの数や著名な楽団を誘致できる基準とされる2000席規模の座席数の是非、集客や物資の搬入出に最適な立地などを話し合う。
 懇話会は2018年度末までに報告書をまとめ、市は19年度にも基本構想を策定する考え。市によると大型施設の整備は基本構想策定から5年以上かかるといい、ホール建設が決まった場合でも、完成は早くて26年ごろと見込まれる。
 市は15〜16年度に基礎調査をし、ホール整備の可否を内部で検討してきた。奥山恵美子前市長は2月の施政方針演説で「規模や立地などの本格的な検討に着手する」と述べたが、郡市長は市長選で、公約に「優先順位と手法の再検証で経費節減」と掲げていた。
 市幹部らによると「建設の最終決定はまだ先」「建設費は規模や立地の条件を踏まえて見積もるため、現時点では白紙」という。
 音楽ホールを巡っては、地元経済界などから整備を求める声がある一方、県民会館や市民会館の老朽化が進み、県と市の連携の必要性も指摘されている。


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2017年11月09日木曜日


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