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<福島・檜枝岐村>会津駒ヶ岳の木道再整備へ 寄付呼び掛け

雪による劣化などが進んだ会津駒ケ岳の木道(福島県檜枝岐村提供)

 尾瀬国立公園に含まれる会津駒ケ岳(2132メートル)の登山用木道を再整備するため、地元の福島県檜枝岐村は1口1万円の寄付募集を始めた。6000万円を超えると見込まれる費用の半額を、ふるさと納税などを含む寄付で賄う計画。整備を終える2022年秋までに調達したい考えだ。
 再整備を目指すのは、駒の小屋から会津駒の山頂を経て北側の中門岳(2060メートル)に至る約3キロの木道。最後の整備から15年ほどが経過し、雪による劣化が進み、湿原の荒廃にもつながっているという。
 村は専用の「会津駒ケ岳南京小桜(なんきんこざくら)基金」を創設。一般の募金、ふるさと納税、クラウドファンディングで計3000万円を集める方針だ。基金名は、会津駒に咲く高山植物「ハクサンコザクラ」の別称を使った。
 基金への協力者には、駒の小屋などへの名札掲示やオリジナルTシャツ贈呈の特典を用意した。村は18年度の着工を目指しており、事業費の残り半額は国の補助金を充てる。
 木道は1972年から、村が整備を続けてきた。2007年の尾瀬国立公園誕生に合わせ、会津駒が同公園に編入されて以降、国の管理になったものの、木道再整備の予算が付かず荒廃が進んできたという。
 村観光課は「できるだけ多くの方々に賛同していただき、貴重な自然を守っていきたい」と協力を呼び掛けている。連絡先は同課0241(75)2503。


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2017年11月09日木曜日


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