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新しい東北へ 「漆とロック」復興ビジネスコンテストで大賞

吉野正芳復興相(左)から大賞の記念盾を受け取る貝沼社長

 東日本大震災の被災地で産業復興や地域振興に貢献する事業を競う「新しい東北復興ビジネスコンテスト2017」の表彰式が8日、都内であった。最高賞の大賞は会津漆器の企画販売を手掛ける「漆とロック」(会津若松市)が受賞した。
 同社は視覚障害者と連携した商品のデザインに取り組み、漆の植樹活動も展開する。貝沼航(わたる)社長(37)は「東北が経験した自然の猛威を通じ、作る人も使う人も地球も互いに思いをはせ合う経済の在り方、循環をつくりたい」と話した。
 優秀賞には被災農地で菜の花を栽培し、菜種油を使ったマヨネーズやドレッシングを商品化した相馬農高(南相馬市)の「地域ブランド油『油菜ちゃん』の6次化商品の開発と販売」など4件が選ばれた。
 コンテストは「新しい東北」官民連携推進協議会の主催。4回目の今回は187件の応募があった。
 他の優秀賞は次の通り。
企業組合八幡平地熱活用プロジェクト(八幡平市)=引退競走馬などの馬ふん堆肥で栽培する野菜の宅配サービス▽合同会社岩手野生動物研究所(盛岡市)=列車とニホンジカの衝突事故を防ぐライオンのふんを原料にした忌避剤の製造販売▽つながるファーム(福島市)=障害者を雇用した耕作放棄地での長ネギの大規模生産販売


2017年11月09日木曜日


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