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校内カフェ学び集う 地元住民とも交流 女川高等学園生運営

客に飲み物を提供する生徒(中央)

 宮城県女川町の県立支援学校女川高等学園の生徒らが、同校敷地内の同窓会館「白亜館」でカフェの運営を始めた。原則毎週木曜日に1時間限定で営業。地域住民らとの交流を生み出すとともに、職業意識を育むのが狙いだ。
 同校は軽度の知的障害のある生徒らが在籍。普通教科に加え、食品製造、サービス、福祉の3コースに分かれて専門科目を学んでいる。
 カフェはコースの垣根を越えて運営する。接客はサービスコースの生徒、焼き菓子作りは食品製造コースの生徒が担当。福祉コースの生徒らは今後、地元の高齢者らとの交流などを担う予定だ。生徒らは昨年度からコーヒーチェーン「スターバックス」のスタッフにコーヒーの入れ方や接客のノウハウなどを学び、準備してきた。
 本格的に営業を始めた2日には、職員や地域住民など約20人が来店。生徒らは注文を取ったり、飲み物を提供をしたり、忙しく働いた。接客担当の1年三浦ななさん(16)は「緊張してメニューの説明を間違えたけれど、お客さんに喜んでもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
 同校で手芸を教える同町の石森すまえさん(64)は「お菓子は食べやすいサイズでおいしい。次回は友達も連れてきたい」と喜んでいた。
 営業は毎週木曜午前10時半〜11時半。学園祭がある18日は午前9時半〜10時40分。


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2017年11月10日金曜日


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