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<仙山線 全線開通80年>作並温泉、山寺…沿線に多くの観光地

仙台の奥座敷と称される作並温泉。老舗旅館やホテルが渓谷沿いに並ぶ
東北を代表する観光地の山寺。仙山線の駅から近く、多くの観光客が訪れる

 JR仙山線は10日、全線開通から80年を迎えた。
 沿線には作並温泉(仙台市青葉区)や山寺(山形市)など観光資源も多い。

◎宮城 作並温泉/仙台藩主の隠し湯

 JR仙山線の宮城側の見どころは愛子−作並間に集中している。
 やや沿線から離れるが、定義如来西方寺(仙台市青葉区)は宮城側の観光地として外せない。壇ノ浦合戦で敗れた平家ゆかりの寺院で、東北各県から信仰を集める。
 ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸留所(同)は工場見学や試飲が楽しめる。今年3月にはビジターセンターがオープンし、展示物を見ながら製造工程を学ぶことができる。
 宿泊は作並温泉。仙台藩主の隠し湯と伝えられる。各旅館には広瀬川沿いの岩風呂や露天風呂など趣向を凝らした温泉があり、心身ともに癒やされる。

◎山形 立石寺/奇岩怪石並ぶ霊場

 東北有数の観光地である山寺(山形市)は通称で、正しくは立石寺。860年、慈覚大師が開山した天台宗の寺院で、奇岩怪石に囲まれた霊場だ。根本中堂は重要文化財に指定されている。
 <閑かさや岩にしみ入る蝉(せみ)の声>。ここを訪れた松尾芭蕉が詠んだ句はあまりにも有名だ。門人たちが建てた句碑もある。
 古刹を巡った後は高原と山里で花の旅を楽しめる。
 県境の面白山高原(同)は秋、100万本のコスモスが咲き誇る。高瀬地区は7月、満開の紅花に包まれる。同地区はアニメ映画「おもひでぽろぽろ」の舞台となった。


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2017年11月10日金曜日


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