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<気仙沼市>復興土地区画整理の費用大幅増 南気仙沼3倍、鹿折は2.3倍

 宮城県気仙沼市は10日、東日本大震災で被災した南気仙沼、鹿折両地区で進める復興土地区画整理事業の整備費が大幅に増加することを明らかにした。南気仙沼地区は当初の3.0倍の301億円、鹿折地区は2.3倍の248億円にそれぞれ膨れ上がる。整備費の見直しは4度目。
 同日の市議会震災調査特別委員会で説明した。市によると、地権者の調整や地下埋設物の撤去などで工区が細分化し、施工管理者や現場責任者の必要人数が約2倍に増加。人件費のほか事務所や作業員宿舎の規模が拡大した。資材高騰の影響もあった。
 市は区画整理を都市再生機構(UR)に事業委託。南気仙沼地区は2020年3月末、鹿折地区は19年3月末の工事完成を見込む。国の復興交付金を活用する。
 市内ではこのほか、内湾地区の整備費も当初計画の100億円から163億円に増えており、市が進める3地区全体の整備費は当初の308億円から712億円となった。
 特別委で市は、防災集団移転団地で空きが生じた宅地35区画について、市内外の一般向けに売却する方針も示した。今月15日に募集を始める。


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2017年11月11日土曜日


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