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<入試のツボ>特徴や実績の確認を

◎高校受験・進路決定(1)私立の選び方

 中高一貫の私立中学受験が盛んな首都圏に比べ、県内は圧倒的に高校受験が中心でとりわけ公立志向が強い。仙台圏で長年、受験指導に携わっているが、高校受験は大学受験よりも重要視されているように感じる。
 とはいえ、公立だけ受験するケースはまれで、私立を併願する生徒が多い。私立の受験校を選ぶ際は、たとえ第一志望でなくても入学後を思い浮かべることが大事になってくる。
 大学受験を視野に入れているかどうかで、受験校が違ってくるのは公立も私立も同じ。ただ、私立の大学受験に特化したクラスに入ると、部活に参加できない場合もある。大学進学を希望し、高校生活では部活も頑張りたいという生徒は熟考が必要になる。
 大学進学をにらみ、戦略的に私立だけ受験する生徒も見受けられる。その理由の一つは、首都圏の有名私大とのパイプが強い高校に進むと推薦入学が狙えるからだ。エスカレーター式で系列の大学に進学を希望するケースも当てはまる。
 受験教科数も私立選びのポイントになる。公立の後期選抜試験に向けて5教科受験の練習をしたいのであれば、5教科で実力を試せる私立を併願した方がいい。3教科の私立もあるので、よく調べておく必要がある。
 いずれにしても、実際に通学することになった場合を考えると、簡単には決められないと思う。各校の特徴や進学実績、受験教科などをしっかり確認し、将来を見据えて選択してほしい。
(あすなろ学院・進藤誠富谷大清水教室長)


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2017年11月11日土曜日


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