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移住して演劇に出演しませんか! 岩手・大槌「Vターン」募集

今年2月のバラエティーショーで繰り広げられた町民劇(実行委提供)

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町が、町に住み込んで町民演芸大会「おおつちバラエティーショー」に出演する人を募集している。バラエティーの頭文字を取って「Vターン」と名付け、将来的には定住につなげるのが狙いだ。

 募集は若干名。11日に東京都で採用面接を実施したほか、随時申し込みを受け付けている。2018年3月末まで町で暮らしながら演劇の稽古に励む。住まいは仮設住宅を提供し、コンビニエンスストアの店員といった仕事も紹介する。
 バラエティーショーは、被災した町民を元気づけようと役場の応援職員らでつくる実行委員会が16年2月から町と盛岡市で計3回上演した。内陸避難者を含む計約1500人を動員し、町民手作りの演劇やダンス、歌で見る人を笑いの渦に巻き込んできた。
 こうした実績を踏まえ、町は「バラエティーショープロジェクト」を始動させた。テーマソングやアニメキャラクターの制作に取り組み、観光振興や物産販売の充実、交流人口の拡大と戦略を練る。来年1月には東京都営地下鉄の車内と主要10駅に広告を出す。
 プロジェクト発表会が6日にあり、特別顧問に就いた北大観光学高等研究センターの山村高淑教授は「バラエティーショーは外からの借り物ではなく、地域の老若男女が創り上げる点が素晴らしい。誰もが主役になれる魅力があり、町外の人を巻き込んでいける」と述べた。
 次回公演は町で来年2月に開催予定。3月には復興支援で縁のある長野県軽井沢町で初の県外公演に挑む。連絡先は町コミュニティ総合支援室0193(42)8718。


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2017年11月12日日曜日


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