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<東北の道しるべ>「経済循環ローカルへ」世界フォーラム都内で開幕

ローカル経済への転換について語り合ったシンポ=11日、東京・一ツ橋ホール

 地域コミュニティーを基盤とするローカル経済の意義や役割を考える「『しあわせの経済』世界フォーラム2017」が11日、東京都内で開幕した。世界13カ国から経済や環境の専門家、市民活動家、政治家らが集まり、ローカリズム(地域主義)の広がりや実践事例を報告した。12日まで。
 初日は千代田区の一ツ橋ホールで、ドキュメンタリー映画「幸せの経済学」で監督を務めた環境活動家ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ氏が基調講演を行った。
 ヘレナ氏はグローバル経済の弊害を指摘した上で「生産と消費の距離を近づけ、お金が地域内で循環する人間サイズの経済に変える必要がある」と語った。
 「グローバルからローカルへ〜日本の視点」と題したシンポジウムもあった。
 京大こころの未来研究センター教授の広井良典氏は「人口減少時代の入り口は本当の豊かさを実現する出発点。ローカルな経済循環から持続可能な社会を目指すべきだ」と強調。城南信用金庫(東京)顧問の吉原毅氏は「自然エネルギーは環境に優しくコストも安い。原発からの転換は世界経済に寄与する」と述べた。
 フォーラムは日本で初開催。12日は港区の明治学院大白金キャンパスで11テーマ別の分科会が開かれる。


2017年11月12日日曜日


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