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<仙台満店>とろける舌触り 仙台牛

「すし店の伝統的な仕事をしながら、若い感性を生かしたい」と理一郎さん(写真左)。ランチには毎日来る常連さんも
お得な仙台牛ローストビーフのにぎりと巻物のセット(1945円)。珍しい巻物はのりの風味もよくあっさりといただける

◎すし 末廣寿し(すえひろずし)(若林区)

 すしだねとしてはちょっと変わっていますが、宮城県人なら一度は食べておきたい「仙台牛のにぎり」。仙台牛は数あるブランド牛の中でも唯一、最高ランクの格付けだけに限定した確かな品質が自慢です。その名をさらに広めようと、昨秋から県内のすし店が力を入れて仙台牛を使ったすしを提供(現在14店)。宮城の新名物に名乗りを上げています。
 「仙台牛は良質の稲わらや米を食べて育っているから米と相性がいいんだよ」と話すのは、河原町で創業71年の歴史を持つ「末廣寿し」3代目店主の高橋理一郎さん(59)。同店でも「仙台牛ローストビーフのにぎり」(1貫324円)や巻物(1本756円)は今や定番メニューに。
 実は前から「自家製仙台牛のローストビーフ」が隠れた人気メニューだったそう。フレンチの修業を積んだ息子の理武さん(35)が味わい深く、程よくサシの入った内ももを使い、表面を香ばしく焼いてからオーブンで軟らかくしっとりと仕上げています。
 さて、肉の美しい赤に見とれながら、ぱくりと頬張ると、口の中で酢飯と一体となってとろける軟らかな食感、広がる肉のうまみ…。「ササニシキの酢飯とのバランスや薬味のワサビなど、舌の肥えた常連さんに何度か試食してもらいながら決めました」と理武さん。何やら楽しげなその様子に、何代にもわたって地元に愛される訳が分かります。
 ランチも夜も、1貫から食べられます。ぜひお試しを。(せ)

<メモ> 仙台市若林区河原町1の5の15ツインタワー広瀬川春圃1階▽午前11時半〜午後2時、午後5〜10時▽水曜、第2火曜定休▽カウンター8席、テーブル8席、座敷36席▽おまかせにぎり3456円、ランチにぎり755円、土日限定ランチ1400円▽022(222)8290。


関連ページ: 宮城 経済 仙台満店

2017年11月13日月曜日


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