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目指せかまぼこマスター 松沢蒲鉾店が業界初の社員検定

真剣な表情で試験に臨む松沢蒲鉾店の社員

 松沢蒲鉾店(仙台市)は15日、かまぼこに関する知識を問う独自の「かまぼこマスター検定試験」を本社工場などで実施した。社員教育の一環で、約20人が受験。かまぼこを食べることで得られる健康効果などについて学び、商品のPRや開発につなげる。同社によると、業界初の試みだという。

 制限時間30分で30問を出題。かまぼこの歴史や含まれる栄養成分に加え、製造工程のポイント、自社商品のコンセプトを答えさせる問題もあった。後日、成績上位の3人を表彰する。
 問題は役員が、農学博士鈴木たね子さんの著書「かまぼこをまいにち食べて健康になる」を基に作成。学習用テキストも作って約1カ月前に社員に配り、試験への備えを促していた。
 生産課に所属する倉田和也さん(18)は「仕事が終わった後に自宅で勉強を重ねた。普段は知る機会がないことばかりで、今後にプラスになった」と話した。
 15日は、かまぼこが歴史上初めて書物に登場した1115年にちなんだ「かまぼこの日」。同社は難度を上げるなどして試験を毎年実施する方針。成績は人事評価の指標としても位置付ける。
 松沢誠専務は「かまぼこには9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれているなど、あまり知られていない知識もある。試験を通じて消費者に魅力を発信できる社員を育てたい」と意気込む。


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2017年11月16日木曜日


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